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帰ってきちゃいました。
日本の蒸し暑い夏を2年ぶりに感じて、やっぱり大阪の夏は好きになれないと改めて思います。 早かったなあ~ってこればっかりですね・・・ シャルルドゴールで飛行機に乗るまでなんだか放心状態で、機内持ち込み禁止の化粧水やらシャンプーやらはさみ、カッターに至るまでスーツケースに入れ忘れ、すべて没収されました。 いつもならこういうドジはしないんですよ、私。 そんで化粧水だけは勘弁してくださいって頼んだけど、やっぱだめみたいですね。。自業自得・・。 三ヶ月なんて短い期間の研修は遠足みたいなもんだって、何かの本でパティシエの人が言っていたのをよく覚えていて、何か得ることができるんだろうか、短い時間の中でフランスを感じれるのか・・・っていつも考えていました。 四季を感じれないまま、終わってしまったのは残念だし、まだまだ知らないこともとてつもなくあります。 けれど本当に行ってよかったと今は本当に思います。何かを始めるのはとてもパワーのいることですが、自分の周りにはそれを楽しんでる尊敬すべき人がたくさんいて、そんな人たちに出会い多くの刺激を与えて貰いました。短い期間でしたがフランスで沢山の美味しいお菓子と素晴らしい文化に出会うことが出来て自分の引き出しに詰めれるだけ詰めて帰ってきたつもりです。 走らなきゃ始まんないんだなあ~~って知らされました。 フランス語なんて自分にはムリだって決め付けていた昔の自分に、活を入れたい気分です。 最後はパリに行きましたが、パンドシュークルとパトリックロジェしか行ってません。 パンドシュークルは3回もいきました。 実は自分のPCがいま使えないので、我ながら本当に綺麗に撮れた写真を載せることが出来ません・・・・残念! パリに行った際には是非ともオススメ!素敵な恋人同士の二人が営む優しさと斬新さに満ちたパティスリーでした。 パトリックロジェはさすがとしかいえない!彼の頭の海のなかを泳いで見たいと思うほど私の想像のはるか彼方をいっておられます。 引き込まれました。 ピカソの絵を見たときのような不思議な世界。 フランス人っていい意味で動物に近いんですよね。 頭で考えずに体で感じて動いてるって感じ。 とっても柔らかい。 そんな彼らと一緒に仕事ができて本当によかった! そして短い間でしたがこんな私のブログに足を踏み入れて下さった皆さんと、この機会を与えて下さった敬愛なる岩永歩シェフに感謝の気持ちを込め、このフランス滞在記も終わりになります。 Merci beaucoup. A bientot! #
by kiri72cuz
| 2007-08-31 00:49
本当にあっという間でした。大好きなベルジュラックともお別れ。。。 仲良くしてくれたみんなともお別れ。。。 何回経験しても切ないものですね。 フランスに来て、日本では見えなかった事、感じようと努力をしても感じれなかった事が少しわかった気がします。 なんで?っていつも思ってたこともすこし解決しました。 そしてお菓子がもっと好きになりました。 今年のフランスの夏は異常気象で、8月なのにみんな長袖やジャケットを羽織っています。フランスはフルーツの宝庫だと思っていた私はここでどんなフルーツに出会えるのかとても楽しみにしていました。日本ではなかなか手に入らないものもここではその辺のスーパーにあったりします。色んな色のプラムも初めて見ました。 いままで食べたことのないような素晴らしいミュールやフランボワーズもありました。 だけどそれらがすべておいしいかといったらそうではありません。特に桃と杏! フランスの素晴らしい風土の中で育った果実達も、今年の夏は、寒かったり暑かったりで体調を崩してしまったのでしょうか。 悲しいことです・・・。 日本で働いていた時に、ビスキュイの端や失敗した生地などは大抵捨てていました。 もちろん簡単に捨てていたわけではありませんが・・・。 こっちではぜんぶごちゃ混ぜにしてクラムにしてタルトに入れてしまいます。 ごちゃ混ぜになったクラムからはびっくりするほどいい匂いがします。 それによってタルトが更においしくなります。 日本ではそんな当たり前のことを無視して仕事をしていたように思います。 何でも再生させてあげられるのに、忙しさに負けてしまっていたような気がします。 そんなたくさんの無駄を制限すれば、きっと体調不良の果実達も元気になってくれるのではないかと思います。 自分をフランスという遠い国まで導いてくれたパティシエという仕事に感謝しています。 そしていままで出会った自分に刺激を与えてくれた人たちにも! 帰ったら早くお菓子に触りたいです。 最後はもう一度パリのパティスリーを見て帰りまーす。 #
by kiri72cuz
| 2007-08-23 23:33
昨日スーシェフのアンディが、野生のトリュフをとってきて、オムレツにして食べさせてくれました。
乱雑にラッップで包まれ厨房のミキサーの上に忘れたように置かれた真っ黒クロスケみたいのがまさかトリュフだったなんてびっくりです。 『ベルジュラックにはたくさんのトリュフが自生してるよ。』と自慢げに言ってました。 そして19歳のオーマンは『俺シャンピニオン嫌い。』と言って全く興味のない様子・・・ トリュフのおいしさをわかっている自信は私にもないですが、興味はあります。 ここに来てから、厨房でもたくさんのおいしいものを頂きました。 ムッシューが獲ってきたキジや、ウナギやセップ茸など。。。 仕事の合間にみんなで食べるそれらはどれも想像以上においしくて、とても貴重な時でした。 レストランで食事も素敵だけど仕事場でみんなで食べるまかないも、わたしはとても好きです。 『おいしいね』といって、ワインを飲んで、会話をして、楽しい時間を過ごす。 そんな幸せのアイテムを生み出せる人間にわたしもなりたいなあと思います。 #
by kiri72cuz
| 2007-08-20 21:58
朝は寒くて、目が覚める日もある位です。近所のいちじくもなかなか大きくなりません。 大阪に帰るのがちょっと怖いです。 シュクレのみんなはアツい厨房で頑張っているんだろうなあ~。 日本から湿気がなくなればいいのに・・・・・。 こないだレゼジーという人口1000人の小さな村を訪れました。 なんだか、だんだん行き先がマニアックになってってる気がする。 ちなみにわたしは自然が大好きなので、レゼジーはとっても気に入りました。 ここにくるまでの車窓からは果てしなくトウモロコシ畑が続き、又北海道を思い出します。 駅についてうろうろしてるとやさしそ~~なおじいちゃんが『車乗るかい?町まで連れてってあげるよ』というのでありがたく、乗せてもらいました。 5分で着いたんですけどね。 こんな出会いも旅の醍醐味ですね。 ここレゼジーは最初の人類であるクロマニョン人の骨が発見された場所で先史時代の遺跡の宝庫です。 日本でいえば奈良みたいなものか!? 村の中には近代的な雰囲気の漂う国立先史博物館があります。 屋上からはレゼジーの町が見渡せます。 昼はフォアグラのテリーヌと鴨のコンフィとモンバジアック。 デザートはガトーノア。 なんてぺリゴールなランチ。 どこいってもこれは定番です。 昼過ぎには雨もちらつき、教会もお休み。 なんかおもしろいいものはないいものかと散策。 あ!ミュールだ!!! おいしそうなのをちょっと拝借。 ところで最近ミュールがアツい。じゃなくて、うまい。でもなく、おいしいんですよ! 旬なんですね^^ 日本じゃ、魅惑的な外見と裏腹に、とてつもないえぐみを伴ったモノばかり。 私が出会ってないだけなのかな~~ 甘いんですよ。フランボワーズも然りです。 やさしーい味がします。 ラボでも、みんなの目を盗んではパクパク。 日本でも素敵なミュールに出会えますように。 #
by kiri72cuz
| 2007-08-14 23:08
明日はツールドフランスがペリグーを通過するそうです。
残念ながら見に行くことは出来ません~。 この目でいつか見てみたいものです。 めちゃくちゃかっこいいんだろうなあ。 テレビで我慢です! そして、私の通っているインターネットカフェがバカンスに入ってしまうので、ブログも8月8日まで更新できません。。。ではではその後あと少しとなりますが、よろしくお願いします。 #
by kiri72cuz
| 2007-07-27 00:11
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